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国鉄スエ30救援車(ジュニア模型製プラキット加工_1/80_16.5mm)



国鉄のスエ30は二重屋根17m級の荷物車などから救援車に改造されたものです。当時の常として車体はリベットで組立てられています。
ジュニア模型店から模型ショー限定品として発売されました。当鉄道はショーには行けなかったので、後日ジュニア模型店に電話して購入しました。
ほとんどキットのまま素組したようなものです。 (2025年7月20日UP)

参考にした資料は、鉄道ファン1980年6月号(230号)7月号(231号)の事業用車特集とRM LIBRARY228,229国鉄救援車図鑑です。


ジュニア模型のキットとDT10台車(日光製)とテールライトパーツ類


車体は一体成型なのでほぼ出来上がったものとして、ディティールパーツの雨樋(縦樋)を作ります。
アルミ板のジグに割ピン(t0.2幅0.4mm)とΦ0.6mmの真鍮線で縦樋を作成。


続いて妻面のハシゴをt0.2mmのリン青銅板から作成。
まず、Φ0.3mmの孔開け。


ハシゴの内側を#8/0の糸鋸で切抜きヤスリ仕上げ。


外側を同様に切抜き仕上げ。


折り曲げてΦ0.3mmの真鍮線をハンダ付け。


梯子をΦ0.3mmのピンを埋め込んで取付。その後まずいことに。


貫通路の手すり、ドアの手すりデッキ下のステップを接着。
ここで、アンチクライマーの位置が低いことが判明。1.5mmほど上にあげるために妻板の下部を切り欠き加工。(向かって右が加工後)


右側のアンチクライマーが正しい位置。


床下のブレーキテコ類の作成。


簡単な配管類も作成。


取付。








生地完成状態。妻面のハシゴは長くてアンチクライマーにかかるので、下を切って短くしてから取付。











車体の内側を薄緑(マッハの一等帯色)に吹付け塗装。


車体はブドウ2号、床下や台車車輪は艶消し黒。


車体にレタリング。


付属の窓ガラスをプラボンドで接着。保護棒はゴム系接着剤で貼付け。ボンドの容器の先端には真鍮パイプ(Φ1.6-Φ1)を差して使用しています。


台車にはブリキの板をネジ止めして、留置線に埋め込んだ磁石で固定。


完成。扇形庫の横に留置。








「行事機関区救援車」の文字が下方ににじんでいます。




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