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国鉄3400形(KM氏の真鍮製自作品の改軌加工_1/80_16.5mm)



国鉄の3400形は、アメリカのピッツバーグ社にて製造された、1-C-1のタンク機関車で、筑豊興業鉄道や豊州鉄道他で使用されていました。
その後、国有化を経て、私鉄へと払い下げられました。
今回は私鉄(博多湾岸鉄道)に譲渡された車両を参考に真鍮自作されたものを13mm→16.5mmへ改軌加工をしました。
この作品は仙台の名人KM氏が自作された機関車で、遺品として譲り受けたものです。
私鉄なので、自連装備・空制無しの姿です。

(2026年1月3日UP)

参考画像は、「岡山より汽車を求めて」等。

譲受た3400形、13mmです。


端正な仕上がりです。これを改軌する予定と言うと、「もったいない」「13mmのレールを併設したら」など助言?をもらいました。当レイアウトでガンガン走るためには16.5mmへの改軌を進めます。




改軌に当たり、KKCの事務局に相談するとΦ3mmとΦ2.5mmのドリルロッドがあるとのこと。動輪のボス穴を測りました。
動輪をばらしてみると、軸径はΦ3mmで動輪がはまるところはΦ2.55mでした。Φ2.5mmの軸では緩すぎると感じ、ドリルロッドの活用は断念しました。
そこで、輪軸として思いついたのは、カツミのダイヤモンドシリーズの動輪です。
当時の動輪は輪芯がプラスチック製で輪芯にひびが入ってきたので、後日ダイキャストのものと交換して、3軸余っていました。
この軸を抜き取って、3400形に活用しました。
KKC頒布品のプラーで軸を抜き取ったところ。


抜き取った動輪には、φ3mmのプラ棒の輪軸を13mmゲージなるように加工して、位相も合わせながらはめ込みました。これは機関庫脇の廃動輪になる予定です。
走らせるわけではないので、位相を合わせる必要はないのですが、練習のつもりで頑張りました。


そのダイヤモンドシリーズの輪軸を旋盤で加工。コレットチャックや四つ爪チャックを持っていないので、振れが0.03mm以内になるように慎重に三つ爪チャックにくわえて加工しました。
中央部はΦ3mm、軸端はΦ2.55mm〜2.56mmに仕上げました。バックゲージは14.5mmとしました。
それと、動輪の横動防止のため、輪芯と軸箱の間にパイプを挟んでいます。右の動輪は改軌前。


左、16.5mmヘ改軌済み。右はこれから位相を合わせてはめ込み作業へ。
なお、ロックタイトを併用しています。それと、第二第三動輪には0.6mmの横動を設けています。


3軸とも改軌を終えて、回転を確認、OK。動輪押さえ板は仮に作ったもの。本来のはブレーキシューが当たって使えないので。


続いて、先輪と従輪の改軌、こちらは、軸を中央で切断して、パイプで軸を長くします。この際、先・従台車の軸箱の中で横方向にガタつかない寸法にしています。


パイプの中央にある孔は、瞬間接着剤で接着した時の空気の逃げ孔。


シリンダーブロックは左右一体です。第一と第二動輪間にあるイコライザーに貼っている黄色のテープは主台枠をいじっているときにイコライザーが抜けないようにするためのもの。


シリンダーブロックは中央で切断。


左右のシリンダーブロックの間に挟み物を入れて幅を広くします。
主台枠とのネジ止め部は端っこに移設。


プランジャータイプの集電子とブレーキシューの加工。
ブレーキシューはこじって抜き取り、タイヤと接する面を削ってシューとタイヤが当たらないようにします。
集電子は長いものを旋盤で作成。


長い集電子を取付。


ブレーキシューの位置をタイヤ面まで拡幅するためアダプターを作成して取付。


キャブ下のステップのステーが従輪と干渉するので、ステーの位置を後方へずらしてハンダ付け。ステーはΦ0.5mmの洋白線。


キャブの前方下の部分が第三動輪に当たるので、糸鋸で、切り取り。


改軌作業はほぼ終わり、あとは先・従輪の排障器の加工のみ。


排障器もカッターナイフで切り込みを入れてハンダを外してから中央で切断して厚さ0.3mmの真鍮板で作ったスペーサーを入れてハンダ付け。


車輪のタイヤと輪芯部を黒に吹付け塗装。


組立て配属されました。

















































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